寒い時期が過ぎ、暖かくなると新生活が始まります。
厳しい大学受験を乗り越えた親戚の甥っ子、姪っ子も春から晴れて大学生。
高校生から大学生と大人の階段を登ります。
身内の嬉しい出来事としてしっかり祝いをしてあげたいですね。
では、甥っ子や姪っ子への入学祝いの相場はどのくらいなのでしょうか?
目次
親戚のへの入学祝いの相場は?大学生編
子供の成長は早いもので可愛い甥っ子や姪っ子も春から晴れて大学生。
厳しい大学受験を乗り越えた甥や姪へ、お祝いはしっかりしてあげたいですね。
【豆知識】入学祝いって?
そもそも入学祝いなどの内祝いは一般的には三親等以内の親族へ贈るのがマナーとされています。
親等とは血縁関係の遠近を測るもので自分を基準として、一親等は「父、母、息子、娘」、二親等は「祖父、祖母、孫、兄弟、姉妹」、三親等は「叔父、叔母、甥、姪」と分けられます。
そのため、入学祝いを贈る必要がある親戚は甥や姪までということになります。
入学祝いとは、一般的に親族間で行うものであるため血縁関係の遠い、または血縁関係のない相手へ贈る必要はありません。
ですが、普段から仲良くしている親戚や友人、知人の子供へ大学の入学祝いなら贈っても問題はないでしょう。
入学祝いの相場 甥や姪が大学進学する場合は?
では、大学進学する甥や姪への入学祝いの金額の相場はどのくらいなのでしょうか?
一般的に甥や姪への大学進学の入学祝いは10000円〜30000円が相場のようです。
ちなみに参考までに親しい間柄の親戚の子供への相場は5000円〜10000円くらいが相場のようです。
大学受験は中高の進学とは違い厳しい大学入試試験を経て進学します。
そして大人の仲間入りへの第一歩ということもあり、入学祝いの相場も中高への進学と比べ平均値が高くなるようです。
姪や甥は自分の子供と年齢が近いことが多くお祝い金の交換となってしまうことが少なくありません。
そのため甥や姪への大学祝いの相場は10000円〜30000円が相場のようですが実際にはお祝い金以外にも何かをプレゼントするため30000円以上という方も多いようです。
自分の子供との年齢の差も考慮して金額を決めると良いでしょう。
入学祝いは現金?品物の場合の相場は?
入学祝いの贈り物は現金が良いのでしょうか?それとも品物などのプレゼントが良いのでしょうか?
大学生の入学祝いでは先述した通り、お祝い金とともに新生活や大学生生活で使えるもののプレゼントを同時に贈ることが多いようです。
プレゼントの相場はお祝い金と合わせて30000円前後が相場です。
入学のお祝いの品としては腕時計や財布、定期入れ、高級ボールペン、手帳など大学生活で使えるものが多いようですが、大学生ともなると趣味や趣向が分かれてくる年頃ですのであらかじめ本人の希望を聞いておくのが良いでしょう。
【豆知識】入学祝いのマナー
お札
一般的に大学などの入学祝いは「新札」で用意し包むのがマナーとされています
新札を包むのは、あなたのために用意しましたという心遣いの意味があります。
金額
お祝い事である入学祝いでは、「4」や「9」などの「死」や「苦」といった漢字を連想される数字の金額は包むのは避け他方が良いでしょう。
熨斗(のし)
お祝い事などの包みとして使われる熨斗(のし)。
入学祝いの熨斗は紅白の水引の蝶々結びのものを使いましょう。
表書きには「入学御祝」、「御入学御祝」、「祝御入学」などが使われます。
熨斗の表書きの下部にあなたの名前を書いて渡しましょう。
お金を包む際は紙幣の肖像が表向きで上側に来るように包みましょう。
これは、「死後の世界がこの世と反対向きとなっている」という仏教の考えに由来しています。
最後に
大学進学は可愛い甥、姪の人生の節のイベントです。
自分が進学した時も周りの大人が祝ってくれ他ことを思い出しますね。
大人の階段を上る子供へしっかりお祝いをして祝ってあげましょう!