デートで手を繋ぐというのは相手の女性との恋愛の距離感を知る為には間違った行動ではありません。しかし、恋愛下手な男性ほど付き合う前のデートで女性から「手を繋ぐことを拒否された」という経験をしたことのある方が多いそう。
いざ手を繋ぐのを拒否されると男性としては「あぁ、脈なしかぁ…」と感じてしまうかもしれませんが、突然手を繋がれた女性の拒否した理由や心理に目を向けて見ると意外な事実が発見できるかもしれませんよ。
そこで今回は、デートで手を繋ぐのを拒否されたら脈なしサイン?手を繋ぎたくない女性心理についてお話しさせていただきます。
目次
デートで手を繋ぐのを拒否されたら脈なし?
女性とのデートで手をつなごうとして拒否されたということは「この恋は脈なしか…」と、感じるかもしれせん。
でも、あなたは本当に拒否されたのでしょうか?
まず思い出して欲しいのですが、手をつなごうとした時にあなたがどのような手の繋ぎ方をしようとしたか思い出してみてください。
もし、突然にあなたが女性の手をなんの前触れもなく握ったのなら、相手の女性はびっくりして条件反射的に手を引っ込めたのかもしれません。
条件反射的に手を引っ込めたのなら拒否ではなく驚いただけ
例えば、あなたが一人でカフェでコーヒーを飲んでいるときにいきなり後ろから肩を叩かれたらびっくりしますよね。
人は、予期せぬ接触には反射的に防衛本能が働きます。その為、あなたとは付き合ってないし好きじゃないという気持ちと判断よりも先に驚きからくる反射的な反応であった可能性が高いです。
もし、あなたが突然なんの前触れもなく相手の女性の手に触れてしまって女性が手を反射的に引っ込めてしまったという場合は、まだ脈なしとは言い切れないかもしれませんね。
驚いただけでもその後手を繋ぎ直さないのはなぜ?
反射的とはいえ、あなたと手を繋ぐのを拒否してしまったのは事実。女性は「失礼なことをしてしまったかも…」と心の中で思うかもしれません。
相手の女性が恋愛経験豊富な女性ならそのあと手を繋ぎ直すのを上手くこなすのかもしれませんが、恋愛経験の少ない女性の場合は、拒否してしまったことによるその場の空気をどうにかしようと凌ぐのがやっとで手を繋ぎ直すという選択肢なんて頭にも無いという可能性が高いのです。
つまり、空気を凍らせない為に頭で色々考えすぎてあなたの言葉には笑ってごまかすことしかできない女性も少なくないのです。
ただしこの場合、あなたが手を繋ごうとしたその場の雰囲気やシチュエーションによって大きく左右されるので本当に驚いただけとするのはあなたの記憶の中でしか判断できません。
もし、相手の女性の反応を思い出して「驚いただけだったかも」と、心当たりのある場合は次回のデートで次のことを試してみてもいいかもしれません。
本当に驚いただけか試す方法
もし、相手の女性が驚いて手を繋ぐのを拒否したという場合は「急に手を触られたから」という状態だったからです。普通の人ならいきなり手を握られたらそれを振りほどくことだって普通にあるのです。
もし、手を繋ぐのを拒否された後でも恋愛的な雰囲気があると思ったなら自分の手を差し伸べて手を繋ごうとしてみるという方法が最適です。
恋愛下手な男性は手を繋ぐタイミングを自分のタイミングで見計らいすぎて、女性から自然に男性の手を触れられるというタイミングで手を繋ぐということを見逃しています。
デート中、手は男性自ら繋ぐのではなく、女性が手を繋ぐのに同意しやすいタイミングを計って自然に繋ぐ形を作ってあげることが大切です。
例えば、階段に差し掛かったタイミングや、人が多くてはぐれてしまいそうなタイミングなどに相手の女性をリードする自然な形で手を差し伸べることで相手の女性も心の準備ができるのでおすすめです。
つまり、手を繋いでも不自然でないタイミングに手を差し伸べることで女性もそれを受け入れやすいのです。
付き合う前は手を繋ぎたくない女性心理
今どき、付き合う前は手も繋がないというのは古い考えと思われがちですが、女性の中には「付き合う前だからこそ手を繋ぎたくない」と考える女性も数なくないそう。
この付き合う前というのは、
・変な空気になりたくない
・軽い女だと勘違いされたくない
という警戒心から女性は「付き合う前だからこそ手を繋ぎたくない」と考える場合があります。
実は女性は男性の「手」をよく観察すると言われていて、男性にとっては「手を繋ぐ程度…」と思うかもしれませんが、女性にとって手を繋ぐというのは男性の思うそれとは違うのです。
女性にとって男性の“手”はその先も想像する
ほとんどの女性は男性の手を無意識にチェックすると言われています。なぜなら、女性にとって恋愛関係の最も自分の体を触れるのは男性の「手」であるからです。
男女が恋愛に発展すると手を繋ぐのはもちろん、男性が女性の頭を撫でたり、肩を寄せたり、また、夜の営みで自分の身体に触れるのも「手」であるから。
これは、男性で言うと女性の胸や脚、お尻などといった体のパーツが当てはまります。男性は恋愛対象の女性の自分が触れるであろう女性の体のパーツを無意識にチェックし、女性は男性が自分の身体に触れるであろう「手」を無意識にチェックするのです。
つまり、女性は「手の汚い男性」は無意識に避ける傾向にあります。その理由は、男性の「手」に触れるということはその先も無意識に想像しているからです。
【関連記事】髪を触っても嫌がらない女性の心理はこちら▽
友達関係の男性とは手を繋がない
女性が「変な空気になりたくない」と思い手を繋ぐのを拒否するのには「今は友達だから…」という心理があるからです。
これは、あなたのことを好きか嫌いかというのは関係なく、あくまでも「友達という関係性」がそこにあるから。好意のあるなしに関係なく「友達だから手を繋ぐのを拒否する」のです。
恋愛においては比較的に男性の方が女性に比べて友達を恋愛対象として見ることに抵抗を感じないと言われています。ですが、女性にとって男友達と手を繋ぐことで今の関係性が崩れてしまうことが最も怖いという感情が強く、警戒心から友達と思っている男性とは手を繋ぐことに抵抗感を感じるのです。
女性にとって男性の「手」はその先も想像するものであるとお話ししました。つまり、友達だからこそこの先を想像したくないという心理が働くのです。
手を繋がないのはチャラい人だと思われている
男性にとって「手を繋ぐ程度…」と思っていても、女性にとってはその考えは警戒心を刺激するだけ。逆にその考えをあなたが持っているのならあなたは女性にチャラい遊び人と思われやすいタイプなのかもしれません。
積極的に女性にアプローチする遊び人に見られやすいタイプの男性は、恋愛面において真剣さが女性に伝わりづらい傾向にあります。女性がそんな男性と手を繋ぐのを拒否するのは「遊ばれたくない」「軽い女だと思われたくない」というふうに考えるのです。つまり、下心から手を繋ごうとしていると警戒心から手を繋ぐのを拒否しているのです。
日中のデートならこの理由で拒否されるということは少ないかもしれませんが、夜のデート、特にお酒を飲むようなデートの場合はこのような警戒をされやすいです。なぜなら安易に「その先」を想像しやすいから。
酔った勢いで手を繋ごうとしてくる男性にはその後も想定している「下心のある人」というレッテルを貼り、手を繋ぐのを拒否した可能性があるので注意しましょう。
勘違い野郎というレッテル
手を繋ぐことは男女だけでなく人それぞれだからその雰囲気を読み違えることは珍しくありません。自分がいい雰囲気だと思っていてもそれは勘違いのタイミングだったということも少なくないのです。
それは、たとえ相手の女性にとってあなたが恋愛対象になっていて「ちょっといいな…」と思われていたとしてもタイミング一つで「勘違い野郎」のレッテルを貼られてしまうのです。
特に恋愛下手な男性は空気を読むのが下手な人が多く、ちょっといい雰囲気になっただけで一気にその距離感を詰めようとして相手の女性の熱を一気に冷ましてしまうこともしばしば。その不器用さは女性にとって「調子に乗った男」と思われやすいのです。
恋愛の熱から覚めた女性は一気にその不満が爆発して、女性の間で「あいつはちょっと優しくしただけでいきなり手を繋ごうとしてくる勘違い野郎!」のレッテルを貼られてしまうのです。
デートではまず雰囲気作りと女性への共感が大切!
デートでは、いきなりボディタッチをしてスキンシップを測るのではなく、会話などから相手の女性の警戒心を解くことが大切です。
警戒心が解けていないのに恋人気取りのことをしてしまうと女性の恋愛熱が一気に冷めてしまい、「こいつ何勘違いしてんの?」と怒らせてしまうだけ。
まずは、相手の女性の気持ちを理解して共感し、ゆっくり警戒心を解いてあげることが大切です。
【参考記事】心理学を使ったデートで女性を褒めて落とすコツはこちら▽
女性が手を繋ぐのを拒否しても脈ありなパターンもある?
あなたがいきなり女性の手を繋ごうとしてびっくりして反射的にそれを拒否してしまったという場合もあるとお話ししましたが、最後に、手を繋ぐのを拒否しても脈ありな女性の見分け方をご紹介しておきましょう。
まず、拒否した後の女性の反応ですが、相手の女性から「不器用なフォローがあった」場合は脈ありの可能性が高いです。
不器用なフォローとは、空気を変えようと頑張ってフォローしてくれた時や、気まずい雰囲気を頑張って明るい話題などで挽回してくれた時などです。また、その後に女性から何かしらのボディタッチが見られる場合は、拒否したということを「嫌いだから拒否したわけではない」という意思表示の現れであることもあります。
また、気まずい雰囲気になってしまった場合でも、拒否してしまった罪悪感と相手の女性がどう接していいのか頭で色々考えてしまっている可能性がありあます。
特に、恋愛経験の少ない奥手なタイプの女性はお互いに好意を持っているいわゆる両思いの状態を過度に気にしてしまうのです。さらに拒否されたあなたもその女性に対し気まずいと感じてしまうから少し気まずい雰囲気になってしまうのです。
その気まずい雰囲気が好意からなのか脈なしなのか見分けるのは至難の技ですが、その場合はデート後のLINEからでも判断できます。
脈ありな女性は手を繋ぐことを拒否したことを挽回しようとそのデート後のLINEでは、「楽しかった!ありがとう!」といったフォローのLINEは欠かしません。今回の失敗を気にしていないとアピールして次のデートを意識させるデート後のLINEにも脈ありサインは読み取れると言えるのです。