風邪かな…。と感じた時、あなたはどんな対処をしていますか?
風邪は早めの対処がカギ。引き始めに対処すれば長引くこともなく意外とすんなり治ってくれるものです。
実は、そんな風邪の引き始めに効果的なのが「サウナ」です。サウナは実は風邪の引き始めには有効な手段で風邪の引き始めには効果抜群。
そこで今回は、そんな風邪の対処策としてのサウナの入り方や風邪に有効な理由などについてご紹介します。
目次
風邪の引き始めにサウナは効果あり?
風邪をひいた時に有効な手段はサウナに入ること。
賛否両論あるこの治療法ですが、実際にサウナは風邪に効果があるのでしょうか?
風邪を引いた時にサウナに入る治療法。実はこの方法は半分正解で半分不正解なんです。
これは一体どういうことなのでしょうか?
風邪で発熱してからのサウナは悪化する可能性あり
風邪の引き始めとして挙げられるのが、
・くしゃみ
・鼻水
・鼻づまり
・喉の痛み
・寒気
・だるさ
といった症状です。
これらの症状は、鼻や喉がウイルスになどの微生物に感染することで起こる風邪の初期症状です。人の身体は侵入した風邪ウイルスと戦う白血球が働きやすい環境にするために体の体温を上げます。
つまり、風邪を引いた時に熱が出るのはウイルスの活動を抑える役目と、身体を守る免疫力を上げるためなのです。つまり、熱が出ている状態は体の免疫力が働いている状態なのです。
サウナに入ることで体は体力を消耗し、ウイルスに感染している体には負担が大きいため、熱が出てからのサウナは体力消耗による免疫力の低下が風邪を悪化させてしまう可能性があります。
風邪の引き始めならサウナは効果あり
東洋医学では、風邪は背中から風邪(ふうじゃ)が入るため起きると言われています。つまり、くしゃみや鼻づまり、喉の痛み、寒気、だるさなどの風邪の初期段階では風邪のウイルスはまだ身体の表面にいると考えられています。
つまり、風邪の引き始めの段階ならば、サウナに入り体温を上げることで体に侵入しようとしているウイルスを撃退、そして体温を上げることで早い段階で白血球の働きを活発化させることができます。
このことから、風邪引き始めのサウナは免疫力を高めることができるのです。
風邪でサウナに入ると悪化こともあるので注意
風邪で発熱してからのサウナは風邪を悪化させる可能性があるとお伝えしましたが、それ以外にも風邪を悪化させてしまう入り方があるので注意しましょう。
1,発熱してからは避ける
これについては前記しましたが、発熱してからのサウナは、身体への負担が大きく、身体の体力を消耗してしまうため、逆に免疫力をさせてしまう恐れがあります。体力の消耗した身体ではウイルスが活動しやすくなってしまうため風邪の悪化させてしまう恐れがあるでしょう。
2,水風呂は入らない
サウナから出た後は水風呂に入る方も多いですね。ですが、風邪気味の時、サウナ後の水風呂は入らないようにしましょう。
サウナに入った後は水風呂に入ると代謝が上がり体温が下がらないとも言われていますが、サウナ後は、一旦外に出ることも考えると湯冷めしてしまい体温が急激に下がってしまう可能性があります。
体温が急激に下がってしまうと活発化した免疫力の活動が低下してしまう可能性があり、逆にウイルスの活動を促進してしまう恐れがあるため注意が必要でしょう。
3,長時間入るのは逆効果
汗をかくことで風邪を治すと考えている方も多いと思いますが、汗をかけば風邪は治るというのは誤解です。
人が汗をかくのは、体の体温を下げるために汗をかきます。つまり、風邪で上げた体温を元の体温に戻すために汗をかくのです。
そのことから、長時間サウナに入って汗をかくことは逆に人体が体温を下げようとしているため逆効果になってしまう可能性がありますので風邪を悪化させてしまう可能性があるでしょう。
風邪の初期に効果的なサウナの入り方
出典:https://getnavi.jp/life/87092/
風邪の引き始めのサウナの入り方は長時間入ることや水風呂に入ることでの湯冷めを避ける頃が大切です。そのため、反復浴が効果的と言えるでしょう。
・一番下の段にリラックスして座り次第に高い位置に移動する
・5〜7分程度汗をかかない程度に3往復程度サウナに入る
・サウナから出た後は体を拭いて30分程度の休息と水分補給をする
まとめ
いかがでしたか?
風邪対策でサウナに入る場合は、
・風邪の引き始めに入ると効果的
ですが、
・発熱してからは悪化の危険あり
・水風呂は避ける
・長時間は入らない
という注意点があります。
このことを注意して、帰宅後はぐっすり睡眠をとって風邪を初期段階で治すことができます。
早い段階で対処し、風邪を治しましょう。