喧嘩をいつまでのネチネチ根に持つ女性っていますよね。
喧嘩や貴方が何気なく呟いて傷つけた一言など、彼女がいつまでの何かある度に小出しにしてくるその度にごめんごめんと謝ってはみるけど、これはいつまで言われるんだろう…と思う男性も多いでしょう。
そこで今回は根に持つタイプの女性の心理とその対処法についてお話しさせていただきますね。
目次
彼女が喧嘩をネチネチ根に持つのはなぜ?
男性からすれば喧嘩や何気なく言った一言をいつまでも掘り返して言われると、「根に持つなあ…」と“女性は過去をいつまでも掘り返す”と感じてしまいますよね。
一つアドバイスすると、女性に過去を掘り返して怒らないように望むのは無理です。そもそも女性の脳は嫌な出来事を忘れないようにできてます。
根に持つタイプの女性との付き合いで大切なことは、なぜ根に持つのかを理解する必要がありますね。それを踏まえて対処しないと結局下手に反論して返り討ちにあるだけです。
対処法については記事の後半でお話しさせていただきますのでまずその前に、女性はなぜ根に持つのかその理由についてからお話しさせていただきましょう。
根に持つ女性の心理とは?
まず、女性が男性に比べ嫌な出来事を根に持つのはなぜなのでしょうか?
実はこれは、女性の子育てや出産に大きく関係しています。女性が本来が持つ母親という本能が深く関係しているのです。
女性はマイナスな感情を抱いた体験は記憶に残している
女性は「子を産み育てる性」からストレスや外的攻撃から自分と自分の子供の身を優先して守ることを考えます。そのため、過去に経験した嫌な出来事は繰り返さないように記憶しているのです。
女性はマイナスの感情を抱いた経験をした時、もしかしらまた同じ嫌な思いをさせられるかもしれないという心理が働きます。これは恋愛でも同じで元彼にされて嫌だったことや喧嘩のきっかけは新しい彼氏にも同じように感じます。
女性は過去の経験を言語化して覚える
女性は自分が抱いた感情や経験を言語化して脳に記憶します。わかりやすく説明すると、女性は過去の記憶を文章化して脳内に溜め込むのです。
なぜ女性は記憶を言語化するのかというと、女性は男性に比べ感情を表す表現が豊富です。例えば「悲しい」という感情は男性にとっては「悲しい」でしかありません。しかし、女性にとっては「待たされて心細くて悲しい」や「一人でいるのは寂しくて悲しい」など、同じ「悲しい」にも色々な種類の「悲しい」という感情があります。つまり女性は自分の感情表現を言葉として言語化して記憶するのです。
さらに言語化された記憶というのは長期記憶として脳内に蓄えられるため、女性はあなたの発言などを一言一句間違えずに覚えています。つまり、女性の記憶というのは脳内にある分厚い辞典のようなもので、「あの時あの人にこう言われた…」といった記憶が鮮明に脳内に蓄積されているのです。
これは女性の「子を産み育てる性」が自分や自分の子供の身を守るために自分が過去にマイナス感情を抱いた出来事を鮮明に記憶して残しておくのです。
失敗した経験を男性は改善、女性は回避する
男性の場合、嫌な経験や失敗はどこがダメだったのか?と、改善して次に活かそうとする思考回路があります。これは、人間が本来持つ闘争本能が深く関係しており、雄同士の争い事で「あそこをもっとああしてれば…」と、経験から改善策を考え次に備えます。
しかし、女性は自分や子供の身を危険にさらすことのないよう過去の記憶から「前に同じような経験をして嫌な思いをしたことがあるから」と考え回避しようとします。つまり、女性は自分が過去に抱いた感情から物事の良し悪しを判断するのです。
男女が喧嘩をしてしまう理由はこの本能のすれ違いによって起こることも多いとされています。
例えば、彼女に「じゃあこうすればいいじゃん」とアドバイスして彼女が不機嫌になったという経験はありませんか?男性からすれば合理的で素晴らしい解決策を提示したと思っても、女性にとってはなんの解決にもなりません。なぜなら、女性は経験を言語化して覚えているため、その出来事を思い出して「悲しかった出来事」という感情の記憶だけがフラッシュバックします。
女性がネチネチ嫌な思い出を根に持って言うのは、その時味わった嫌な感情を2度と味わいたくないからです。そのため、あなたに過去のことをネチネチ言うのには「嫌な思いはもうしたくないから同じ目に合わせないでね。」というメッセージが込められているのです。
根に持つタイプの女性の対処方法は?
彼女が過去の喧嘩をほりかえして怒ったりネチネチ根に持つ理由は、”嫌な思いをしたから”です。
根に持つタイプの女性は今現在のあなたに対しては怒っていないし、嫌いだとも思っていないのです。むしろあなたが優しく良い人だから過去の経験以外に怒る原因がないということです。
ここで過去を掘り返したことに対して下手に反論すると火に油です。女性はその時抱いた感情が一気に溢れてきます。男性は昔のことはあまり鮮明に覚えていないので反論したところで喧嘩したところで勝てません。
むしろ女性も過去のことを今さらどうこうしようとは思っていません。はっきり言うと女性は“言いたいだけ”なのです。「その時マイナスの感情を抱いたよ」と、その気持ちをわかってほしいだけなのです。
女性の根に持った発言や過去の掘り返しへの対処で大切なのは「共感+保証」です。
女性は「あの時は辛かったよね、ごめんね。もうあんなことしないよ。」と「感情への共感+同じことは起きない」という感情への理解と約束をしてほしいのです。
女性は、自分が抱いた感情に対してはぐらかされるとその不安や怒りはエスカレートします。これが女性がいつまでもネチネチ根に持つ原因です。
女性が過去を掘り返して発言した時は、「それとこれは別じゃん」と反論せず、「それは俺が悪かった」と認めてあげることが大切なのです。
女性は感情で考える
いかがでしたか?
女性は感情で物事を考える生き物です。自分の考えは言語化した表現で記憶します。女性が起こっている時はあまりカリカリせず、受け止めるくらいの大きな心を持つようにしましょう。