嘘の告白で相手の恋心を傷つける“嘘告”。こんな気持ちを踏みにじる悲しくも許し難い行為が流行してしまっていますが、せっかくの告白が“嘘告”だったとき、その告白の真意を見分ける方法は果たしてあるのでしょうか?
そこで今回は、嘘告の見分け方や嘘告する男性の心理やその対処法についてご紹介しましょう。
目次
LINEでの嘘告の見分け方は?
告白はする側もされる側もドキドキするものですよね。でも、そんな恋心を踏みにじる偽りの告白“嘘告”が流行ってしまっています。
せっかくの告白なのに嘘告だった時のショックは計り知れませんが、そんな女性の気持ちをもてあそぶ許されざる“嘘告”を見分ける方法は果たしてあるのでしょうか?
そんな男性の嘘告を見抜く方法を男性が嘘告をする理由から解説させていただきますね。
嘘告白する男性の心理って?
実は本当に好きだけど恥ずかしくて
実はほとんどの場合、嘘告は本当は嘘じゃない本気の告白です。ではなぜ嘘告になってしまったのか?これには男性の臆病さがとても深く関係しています。
最近ではLINEのようなすぐに返事できる連絡手段での告白が告白の手段としてありますね。でも実はそのLINEでの告白手段が嘘告になってしまったという原因になります。
基本的に男性はみんな小心者でビビりです。好きな子に告白してその返事が遅いことからそのプレッシャーに耐えきれず思わず、
「やっぱり今のはなし!」
「とか言って嘘だよー!」
と、本当は好きなのにごまかして結果的に嘘告になってしまったというケースが意外と多いのです。
男性は、告白をした時に相手からすぐに返事がこないと不安になります。不安になって、
「キモいって思われたのかも」
「どうやって断ろうか考えてるのかも」
と、ありとあらゆるネガティブな想像が頭を埋め尽くしてしまいます。だからその不安から逃れようと焦って嘘告だったことにしてしまうのです。
こんなケースは、男性が好きな女性に告白したという事実に耐えきれなくなってあなたが返事もしてないのにLINEを連投してくるというケースが多いでしょう。つまり男性はフラれる前に言い訳をしたいのです。
もし、相手の男性が嘘告後、LINEを連投してやたらと言い訳をしたりしたような場合、その嘘告は嘘ではなく本当に告白したかっただけなのかもしれませんね。
また、告白を断った後に「実はドッキリでした!」というような嘘告はほぼ間違いなく本当は本気だったパターンでしょう。とにかく男性は恥を掻くのがいやだから嘘をつくのです。
ネタのための嘘告
逆に少数稀なのがネタ作りのための嘘告という場合もあります。
これは極めて珍しいケースですが、人気者になりたい、他人に認められたいといった欲求からあまりモテない女性をターゲットにして嘘の告白をするというケースです。
モテない女性をターゲットにするのは周りから本気だと思われないためで、「いや、あいつに本気で告白とかありえないっしょ?」と後から馬鹿にするためです。
このような考え方を持った人は自分の欲を満たすためなら相手が傷つくことは気にならないという自分勝手な性格の持ち主です。
しかし、このタイプの男性は短期的な欲望から衝動的に嘘告をしている、いわば思いつきでの嘘の告白ため、全く中身のない告白をします。
短期的な欲望で他に挙げられるとすれば男性が女性とのワンナイトを狙ったアプローチがあります。このような衝動的な愛情表現は今までそんなそぶりを見せなかったのに急にアプローチを仕掛けてくるようになったなど、不自然な近づき方をします。
「最近化粧変えた?」
「昨日の髪型かわいかったよ!」
など、短期的な記憶からアプローチをしてくるような場合はあなたのことを前から気になって見ていない証拠です。急に褒めるようになった、最近の話ばかりするような場合はネタ作りのための嘘告の可能性があるので注意しましょう!
罰ゲームや周りに促されて
特に中高生の間で多いのが罰ゲームや周りの友達に促されて告白させられたというパターンです。
「あいつに告白しろよ!」
「あいつと付き合えよ!」
と、友達に煽られて仕方なく告白なんてこともあります。
女性としては気持ちを弄ばれた許せない行為ですが、中高生は男友達に流されて軽い気持ちで…と良し悪しの区別がつかない男性も多いのです。
こんな嘘告に真剣に悩んでOKしてしまった日には今後ずっとネタにされて笑い者にされてしまうこともあり、さらには真剣に悩んで返信したLINEを公開されてしまうなんてことも…。
罰ゲームや周りに促されての嘘告は相手とのそれ以前のLINEのやりとりやその告白の仕方で判断します。
今までLINEで連絡を取り合ってなかったのに急にLINEしてきての告白や、告白の時にあなたのことが好きな理由に触れないというような場合は要注意です。
男性が本気で女性に告白するときは、成功率を上げるためにLINEや会話で相手の気を引いたり、あなたのどこが好きなのかという理由は明確に示します。
例えば、暇電をしてきたり、用事がないのにLINEを送ってくる。告白する時には「いつから好きだったのか?」「どこが好きなのか?」などの理由は必ずあるものです。そういった理由もなしに、
「前から気になってたんだけど付き合わない?」
「実は〇〇のこと好だから俺と付き合ってほしい」
などといった中身のない告白は自分の意思の乗っかっていない誰かに促された告白の可能性が高いのです。
ただし、罰ゲームや周りに促されたからと言ってその告白が全て嘘とは限りません。
例えば、罰ゲームの内容が好きな人に告白するというような罰だった場合、それはある意味で本気の告白の可能性もあります。
そんな場合はあなたの対応次第ではその恋が実る可能性も秘められているので返事の仕方に注意した方が良いかもしれませんね!
LINEでの嘘告への返事はどうする?
あえて返事を待たせる
LINEでの告白が怪しいと感じた場合はあえて返事を待たせることが最も良い対処方法でしょう。
大抵の場合、男性は告白した返事が返ってくるまでは気が気でないのです。これは本気であっても嘘の告白であっても同じです。むしろ本気じゃないからこそ言い訳をしたくて仕方なくなるのです。
本気ならば返事はまだかと気になって、たまらずあなたにLINEをしてあなたの様子を伺います。そして、「そう言えばなんだけどこないだの返事は…?」とさりげなく返事を催促するようなLINEを送ってきます。
逆に、嘘告の場合は告白の真意よりも、告白して保留されている自分…という事実が男のプライドを傷つけるので耐えきれず「あれは嘘だった」と白状してしまいます。
白状しないという場合でもあなたの気持ちには興味がないため「告白の返事は?」と唐突に返事だけ聞き出そうとするでしょう。
ちなみに、この告白の返事を待たせる期間はあえて設定しないことがポイントです。
期限を決めないことで相手の男性は「いつになったら返事してくれるんだろう?」とモヤモヤした気持ちと逸る気持ちから本音を引き出すことができるのです。
いつから好きだったのかや好きなところの詳細を詳しく聞く
男性は短期的な記憶からしか嘘をつくことができません。つまり、遠い過去に遡って嘘をつくことが苦手なのです。つまり、いつから好きだったのかという質問をすれば本気か嘘かが見破れるのです。
嘘告の場合、ネタのためや罰ゲームといったその場の思いつきの告白のため告白している相手との思い出は思いつきません。なのでいつから好きなのか?という質問には、「気づいたら好きだった…」というような曖昧な答えしか出せません。
もし、本当に知らぬ間に好きになっていた場合でも本気の場合は相手の女性に取り入ろうとなんとかいつ頃から好きだったとひねり出そうとします。
また、男性はどんなところが好きなのかという質問に関しても嘘告の場合は曖昧な回答しかできません。
「かわいいと思ったから…」
「優しいところが…」
と、背景が想像できないような曖昧な返答の場合は本当はあなたのことをよく見ていない証拠です。
いつから好きだったのかや好きなところを明確に答えられないような場合は嘘の告白の可能性が高いので注意しましょう!
本当は嘘告の9割は本気の告白
いかがでしたか?
嘘告は9割の場合が本当は好きだけど恥ずかしくて嘘だと言ってしまったというケースがほとんどのようです。
嘘の告白の場合、その嘘は意外と容易に見抜きやすく、男性のプライドをくすぐることで簡単に本性を表します。女性を騙そうとするような男に引っかからないようによく観察するようにしましょう!