春に新社会人となって一番楽しみなのが人生初の初給料ですよね。
そんな初任給はいつもらえるのか、社会や会社のルールがまだ理解できず気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、新卒の初任給はいつ振り込まれる?締め日と支払日についてや、支給日について解説したいと思います。
目次
初任給はいつ振り込まれる?
社会人になって初めてもらえる給料、“初任給”。
今まで学生アルバイトで貰っていたアルバイト代とは比べ物にならないくらい嬉しいものです。
新社会人となり、最初に色々な説明をされたとは思いますが、初めてのお給料、初任給はいつ振り込まれるのでしょうか?
お金のことなので先輩や上司に聞くのもイマイチ気が引けるという方のために、まずは給料の振り込まれる仕組みについてご説明します。
給料の締め日と支払日とは?
給料には、日給、月給、年俸と3つの制度がありますが、一般的に新卒で会社に勤める新社会人に支給される給料というのは、月給制です。
月給の会社から支給されるお給料には「締め日と支払日」があります。
会社から渡される書類の中に給料の支払いについて、
“○日締め○日払い”
という記載があるかと思いますが、これが「給料の支払われる日についての説明」になります。
まず、締め日というのは「給与の計算期間」です。
前月の締め日から次の月の締め日まであなたの給料が発生していますという期間を示すものです。
締め日というのは、多くが、15日締め・25日締め・月末締めというのが多く、一般的な会社の場合、“月末締め”というところが最も多いでしょう。
つまり、4月1日から働き始めた場合、「4月1日〜4月30日まで」の期間を示します。
支払日というのは、「給料が支払われる日」です。
給料の支払日も会社によって異なりますが、「五・十日(ごとおび)」と言われている、5、10、15、20、25日の支払いが多いです。
つまり、「月末締め(末締め)25日払い」の場合、3月1日から3月31日まで働いた分の給料が4月25日に振り込まれるということです。
初任給の支給日は4月と5月どっち?
では、新社会人の初任給はいつ振り込まれるのでしょうか?
給料の支払日は、4月か5月のどちらかに支給されるというのが一般的です。
初任給が5月支払いの場合
“月末締め”の場合はその月のお給料は、「その次の月の支払日に振り込まれる」というのが普通です。
つまり、4月1日に入社した場合、月末締めの会社ならば5月の支払日に給料が支払われます。
例えば、
“月末締め25日払い”の場合は、5月25日に初任給が支給されます。
初任給が4月支払いの場合
では、4月に支払われる場合はどう記載されているのでしょうか?
これは、「締め日が月末以外の場合」に4月に支給されることが多いです。
例えば、
“20日締め25日払い”の場合、初任給の支払日は4月1日〜4月20日分のお給料を日割りで計算した額が、4月24日に支給されます。
当月支払いの場合も4月に支給される
ちなみに、“月末締め”の場合でも4月に支払われる場合があります。
締め日の前に“当月”という記載がある場合は、4月に初任給が支払われます。
例えば、
“月末締め当月25日払い”と記載されている場合、4月1日〜4月30日までの給料が4月25日に支給されます。
これは、4月25日から4月30日までの5日間分を見込みで計算した額ということです。
まとめ
簡単にまとめると、初任給の支給は4月か5月の支払日に口座に支払われます。
4月の場合、締め日が末締め以外の場合、4月1日から締め日までの働いた日数を日割りで計算して支給される、もしくは、末締め当月○日払いの場合に、支払日以降の分を見込みで支払われるというパターンになります。
5月の場合、“末締め○日払い”と記載されており、一般的な会社は5月に支給されるということが多いでしょう。この場合、“末締め翌月○日払い”と書かれている場合もあるでしょう。
初めての会社からのお給料は自分が社会に出たという実感を持つことができます。
初給料が支給される日が今から楽しみですね!