新卒で会社に入社して働き始めというのは、「仕事ができるかな?」というよりも、「人間関係の不安」の方が強いと言われています。
特に同期入社の仲間とは、新人研修など、何かと同じ時間を過ごすことが多い仲間ですね。
でも、そんな同期達と馴染めないという悩みを抱えている方も多いのです。
今回は、そんな同期と馴染めていないと感じているあなたの一助となる人間関係の悩みの解決策をご紹介させていただきます。
目次
新卒の同期達に馴染めない|人間関係の悩み
会社という組織で仕事をするということは社員間での人間関係は良好に保ちたいもの。特に上司や先輩に比べ、身近な存在となる同期と馴染めていなければそれだけでストレスにもなり、仕事をする上で、情報共有や助け合いの機会も減り、仕事の質も低下してしまいます。
ですが、どうしても入社初期の段階で同期に馴染めず悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?
会社の同期と仲良くするためにはまず、人間関係の悩みを解決するためには馴染めない原因や理由を知ることが第一歩として大切です。
人間関係が上手く行かない理由は?
人間化関係で悩む人の特徴
まず、人間関係で周りに馴染めない人の特徴というのは2種類に分けられます。
・周りの人が気に入らない、どうでもいい
・馴染みたいけどどうすればいいのかわからない
今回の悩みでは、職場の同期と仲良くしたいと感じている方のための解決策についてということになるので、「馴染みたいけどどうすればいいのかわからない」という方が大多数になるでしょう。
馴染みたいけどどうすればいいのかわからないという方の中でも、「大学や高校ではそんなことはなかった」という場合と「もともと人間関係が得意ではない」という2パターンに分かれるのではないでしょうか?
どちらにしても、初対面の人同士の集まりの中で、あなた一人が馴染めないというのは必ず、あなた自身に原因があります。
対等な立場だとどう接していいのかわからない
学生時代、部活やサークルの学生生活で後輩、または先輩など、違う世代の人とよく一緒にいた人は同期との人間関係に悩む人が多い場合があります。
学生時代はそれなりに周りと上手くやってきたつもりでも、後輩ばかりの環境でちやほやされてきた、また、年上の人とばかりいて指示を待つ方で自分からコミュニケーションをあまり取らなかったということが社会人になって対等な立場の同期と馴染めない原因かもしれません。
対等な立場なのに先輩・後輩キャラを演じるのは「同世代なのに偉そう」や、「変に萎縮している」と思われてしまい“面倒な人認定”を受けてしまう原因になりかねません。
同期と一緒にされたくない気持ちがある
「最近の若者は」「これだからゆとり世代は」という言葉を耳にしますが、”「自分は他とは違うんだ」とその言葉を真に受けていしまう人”は要注意。
日本社会では「世代別の性格の傾向」を気にする文化ということもあり、「この年代の人は、こんな性格や傾向があります」と、ざっくり言われてしまうと、「私はそんな同年代の人と一緒にされたくない」という反発心に近い気持ちを抱く人もいるのです。
もちろん、そんなこと気にしないという人も多いですが、中にはプライドの高さから納得できなかったり、雑な区分で自分を評価されることへの不快感や反骨精神の気持ちが芽生えてしまったり、同世代とのコミュニケーションで壁を作ってしまっているということが考えられます。
人との距離感がわからない
そもそもあなたは人とどう接するのか悩んでいるのかもしれませんね。
いつも人間関係で仲良くしようと近づいても敬遠されるし、距離を置けば相手にされなくなると感じてしまうどう人と接したら良いのかわからないという悩みを普段から抱えているのではないでしょうか?
そう戸惑っている間に周りはどんどん馴染んでいき自分だけ孤立してしまった。と自分だけ取り残される原因となってしまっているということも考えられます。
同期と仲良くなる方法は?
人間関係はコミュニケーションがすべて
人間関係というのはコミュニケーションがすべてです。
馴染めない理由がどのようなことだとしてもコミュニケーションの取り方で人間関係というのは改善されます。
では、どのようなことに気をつけてコミュニケーションを取れば良いのでしょうか?
自分の話ばかりしない
どうしても人は承認欲求から自分の話をしてしまうもの。特に輪に馴染むために自分の話題を振って場の空気を壊してしまったということは絶対に避けたいですよね。
同期の仲間でいるようなときは自分から自分の話をするよりも、他の同期に質問してあげるようにすることが場に馴染むポイント。人は”自分に興味を持ってもらったとき初めて他人に興味を持つ”のです。自分が他の同期から質問されるようになるまで自分の話を我慢して聞き手側に回りましょう。
清潔感のある振る舞いをする
人間関係において清潔感のある人というのは、
・見た目
・言葉遣い、声のトーン
この32つに気を配っていないとどれだけコミュニケーション能力が高くてもいてから受ける不快感が気になり、コミュニケーションが取りづらくなってしまう原因となります。
見た目や言葉遣い、声のトーンといった部分は意識すれば明日からでも変えることができるものです。
髪型や服の着こなし方に気をつける。言葉遣いに気を配り、挨拶は笑顔ではっきりとするといった小さなことが他人に与えるあなたの印象を大きく左右するのです。
相手の感情に共感する
人は自分に近い感覚や共通点の多い人ほど居心地がいいと感じます。
特に会社の同期は「同じ年に入社した仲間」という共通点から仲間という意識で結ばれます。
自分に近い感覚というのは、「でも」や「いや」と言われるより「わかる!」「私も思ってた!」という“共感“してくれる人ほど親近感を持ち、自ら話し掛けるようになります。
同期の仲間が職場のことで感じたことについて話しているときに「それ私も感じた!」と共感することで、あなたのことも同じ感覚の仲間という認識を持ちます。
話に混ざる機会があるときは、否定するのではなく、まずは肯定して相手の感情に共感しましょう。
最後に
いかがでしたか?
どんな世界でも人間関係は難しいですよね。
ましてや毎日一緒に過ごす仲間との人間関係は良く保ちたいのが本音。
これからずっと付き合っていくであるろう同期の仲間とのコミュニケーションは大事にしてくださいね!