30代からの女性の貯金方法 お金が貯まる人の習慣とは?

20代の仕事に遊びにと夢中だった人も、30代になると今後の生活面などの不安が出てきます。後半ともなると老後の心配も重なってくるもの。

金融広告中央委員会の発表する”家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]平成29年調査結果”によると、30代単身者の12.4%が「貯蓄がない」と回答、貯金の中央額(平均額)は130万円という結果になっています。

年収が少なくて貯金ができないという方もいますが、貯金ができない方は年収というよりもお金の管理ができているかいないかで決まるものです。

そこで今回は、30代からの女性の貯金方法についてお話しさせていただきます。

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30代から始める女性の貯金方法


出典:https://owahaji.jp/funeralservice/price/333/

貯金できる限度額を知る

まず、貯金方法の前に知っておかなければいけないのが、「あなたが1年に貯金できる限度額がいくらなのか」です。あなたの年収に対して無謀な貯金をしようとしているなら考え直した方が良いでしょう。

30代女性の年収の平均値の1位が300万円〜350万円で18.45%、2位が250万円〜300万円で13.59%です。

そこで今回は、年収300万円の30代独身女性をモデルに貯金ができるテクニックをご紹介しましょう。あなたの年収と比べて参考にしてみてください。

年収300万円と言うと手取りが約240万円程度になるのでボーナスがない場合、毎月使えるお金は20万円です。この程度の収入の場合は、いかに家賃を抑えることができるかがポイントとなります。逆に言えば家賃によって最大どのくらい月々貯金ができるかがわかります。

1年で100万円の貯金をしようとする場合、一ヶ月あたり8万円の貯金の計算なので生活費は12万円、家賃は4万円前後に抑えなければなりません。この金額だと地方に住んでいる場合は出来なくもないですが、都心にお住いの方では少し無理のある貯金額と感じますね。それに、仮にこの貯金ができたとしてもギリギリの生活になり、健康面も少し心配な生活ではないでしょうか?

そこで、1年の貯金額を60万円とします。すると一ヶ月あたり約5万円の貯金の計算となり生活費は15万円、家賃は5万円前後の計算になります。

月5万円程度の家賃だと都心の場合、駅から近い場所は難しく交通の便は悪いかもしれませんが、学生の多いエリアや坂道が多い、駅から少し遠い場所なら条件も合うでしょう。

とはいえ、いきなり引っ越すことは簡単なことではありませんね。今住んでいる部屋から離れられない場合や、家賃が高い場合は貯金の目標額を下げましょう。家賃が7万円なら約40万円程度を目標にするなど無理のない貯金を目指しましょう。

無理な貯金額を設定すると食費を削ることで病気になってしまう、光熱費を節約して熱中症になるなどの恐れがあるため無理のない範囲で取り組みましょう。

固定費を見直す

月々の貯金額が決まったらそれに向けて削れるお金を見直していく必要があります。この時見直すのが、毎月必ず出て行くお金の「固定費」から見直すことがポイントです。

最初に見直したいのが、スマートフォンやインターネット環境などの通信料です。スマホ代に月1万円近くかかっている人は、格安スマホや格安SIMなどに乗り変える、インターネット環境はセット割引などが使えないか問い合わせてみましょう。携帯会社によってはWi-Fiとスマートフォンでのセット割引やマンションによっては共同の格安インターネット環境などの契約ができる場合があるのでチェックしておきましょう。

その他、保険料の見直し、習い事やジムなどの月会費は利用日に合わせた見直しなど固定費を見直してみるとよいでしょう。

変動費の見直しは短期間で試してみる

次に、毎月変動のある「変動費」を見直す必要があります。食費や交際費など月によって変わる変動費は、予定やイベントによって変わります。計画的に貯金をしようとした場合、変動費はできるだけ基準を決めて一定の水準以下に抑える必要があります。

そこで、変動費は、2ヶ月〜3ヶ月を目安として見直すことがおすすめです。

節約を始めると生活が変わることによるストレスを感じることでしょう。人は、いつ終わるかわからないストレスにはとても弱く、終わりの見えるストレスには意外と耐えることができます。

例えば、今後は月々使える洋服代は5000円にすると決めても長く続けるのは難しく、特に季節によって買い足す洋服は違ってきます。なので短い期間ごとに使えるお金は変動させることで今月は洋服代を増やして交際費を減らす、作り置きの料理をしたりお弁当など持参するなど月々で変動費をコントロールするようにしましょう。

この方法を試すことで「私はこれを削ったらダメ」という発見をすることができるようになり長期的に見た時自分の変動費のコントロールをうまく行えるようになるでしょう。

副業に挑戦してみる

会社によっては副業が禁止されていますが、禁止されていないのであれば副業に挑戦するのも良いでしょう。

副業と言うと怪しいイメージですが、今ではインターネットを使ったクラウドソーシングという方法があり、誰でも簡単に副業ができるようになりました。クラウドソーシングとはネット上で仕事の依頼を受け、その報酬としてお金をもらうという、在宅勤務に近いものです。

仕事からの帰宅後の2時間~3時間や休みの日を利用して出来る副業もあるので、貯金を増やしたい方は挑戦するのも良いでしょう。

副業が本業に転身して年収がアップしたという人も中にはいるので自分が興味のある副業に挑戦してみましょう。


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お金が貯まる人の習慣を参考にする


出典:https://owahaji.jp/funeralservice/price/333/

お金を貯めるのが上手い人の習慣を真似してみるのも貯金をする上で重要なことです。ここではそんなお金がたまる人の習慣を少し紹介します。

お金が貯まる人の習慣を参考にして自分の生活習慣に取り入れてみましょう。

貯金専用口座を作る

貯金ができない人の特徴は、お金はすべて同じ口座でやりくりしていることです。

貯金をする場合は給与振込などのメーンバンクではく、貯金専用口座を作り、そこへ毎月給料が振り込まれたタイミングで一定の額を預け入れすることで貯金しやすいでしょう。

貯金専用口座のキャッシュカードは普段は外出時、持ち歩かないこと。金を引き出さないためにも家で保管し、3ヶ月に一度、いくら貯金が増えたのか確認するだけにしておきましょう。

財布は二つ持つ

財布を二つ持つのも節約できるポイントです。一つの財布は家に置いておく用意しておき、もう一つの財布は外出時、必要な分のお金だけ入れた財布と分けておきましょう。

外出時はクレジットカードや余分な現金の入った財布を持ち歩くことで急な予定や、余分なお金を使ってしまうなど、予期せぬ出費に対応できる準備が整っている状態です。誘惑に負けてついつい飲み会にも参加してしまい余分な出費に対応できる状態は貯金する上では大敵です。

もともと予定がない日は余分なお金は持ち歩かず、最低限のお金とデビット機能のない銀行のキャシュカードなどだけ持ち歩くようにしましょう。

家計簿をつける

節約の基本、家計簿はお金が貯まる人なら必ずつけている貯金の必需品。家計簿をつけることで、何にどれくらいお金を使ったのか、どういうときに使い過ぎてしまっているのなど、自分のお金の使い方のクセが見えてきます。お金が貯まらないのはなぜなのか、その原因がはっきりすれば、その対策もしやすくなります。

また、面倒くさがりタイプの人にこそ家計簿をつけることで節約効果が出る場合もあります。例えば、「お金を使うと、いちいち家計簿に記録しなければいけないので面倒だから、今使うのを我慢する」という節約効果が期待できるのです。

タバコ、家飲み、ダイエットをやめる

タバコやお酒は金食い虫なので貯金をするならこの機会に絶ってみるのも良いでしょう。タバコは一箱440円で計算した場合、毎日一箱吸う人で年間約16万円の出費です。年間16万円貯金することができたら貯金の目標額も見直せますね。

ですがお酒は付き合いなどでやめることが難しい場合があります。そこで家でお酒を飲むのを控えるようにしましょう。健康にもよく生活習慣も改善されるので付き合い以外でのお酒を控えてみるのも良いでしょう。

ダイエットをやめるといっても全てのダイエットが貯金によくないわけではありません。ダイエット用品や食品といったお金のかかるダイエットは余分な出費につながるためよくありません。ダイエットをするならばジョギングや家でできる簡単なヨガや運動など健康的に体を動かす運動と健康な食事を心がけましょう。

最後に

いかがでしたか?

貯金を始めた頃はストレルスに感じることが多いかもしれません。ですが、貯金をすることで自身の生活を見直し、生活習慣が変わることで心も体も健康になることができます。

貯金をして自分を知り、新しい自分を見つけてみてはいかがでしょうか?

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